文学と歴史の香る我孫子ウオーキング
6月24日、千葉県ウオーキング協議会主催の「我孫子文学散歩」を実施しました。当日は8人が参加。手賀沼周辺の文化的な見どころを訪ねました。主なコースは、我孫子駅から杉村楚人冠記念館、志賀直哉邸跡、白樺文学館、手賀沼親水広場へ進み、最後はバスで我孫子駅へ戻るというものでした。
見学の様子
最初に訪れた杉村楚人冠記念館では、新聞人として活躍した杉村楚人冠の足跡や、当時の暮らしをしのばせる建物・資料に触れることができました。静かな邸園のたたずまいからは、手賀沼の自然を愛した楚人冠の思いが感じられました。
続いて志賀直哉邸跡を訪ねました。白樺派を代表する作家である志賀直哉が我孫子で暮らし、創作活動を行った場所に立つことで、作品の背景にある土地の空気を身近に感じることができました。
白樺文学館では、志賀直哉、柳宗悦、武者小路実篤ら白樺派の文人たちと我孫子との関わりについて学びました。展示資料を通して、手賀沼湖畔が多くの文化人に愛された地であったことを改めて知ることができました。
その後、手賀沼親水広場へ向かいました。水辺の開放的な景色を眺めながら歩く時間は心地よく、文学散歩の締めくくりにふさわしいひとときとなりました。参加者同士で感想を交わしながら、手賀沼の自然と我孫子の文化の豊かさを実感しました。
感想
今回の散歩では、我孫子が単なる自然豊かなまちであるだけでなく、日本近代文学や文化に深く関わる土地であることを学びました。歩くことで距離感や地形を実感でき、文人たちがこの地に魅力を感じた理由にも思いを巡らせることができました。
8人という少人数での参加だったため、落ち着いた雰囲気の中で見学でき、参加者同士の交流も深まりました。文学、歴史、自然を一度に味わえる充実したウオーキングとなりました。
・手賀沼の富士の見えぬも梅雨さかり
・梅雨湿り鈍き音して鹿おどし
・横断幕夏の我孫子にサッカーヒーロー
・六月の大正ガラス歪み雨
事務局長 日野正生・記
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